2019.2.13
東京国立博物館 平成館で開催されている顔真卿展を見に行ってきました。
平日に行ったにもかかわらず入館まで60分、中に入って書道の歴史を見ながら今回の目玉祭姪文稿を探していると、なんと行列70分待ちです‼
並んで並んでその前を通過したのは1.2秒(*_*; それでも今後いつ公開するかわからないとのことですので、見ておいて良かったです♪
東博の後は浅草のmisojuへ 角煮ゴロゴロ野菜の味噌汁とおにぎりをいただきました。ご馳走さまでした。
2019.2.3
近くの鵠沼伏見稲荷神社の豆まきへ行ってきました(^^)/子どもが小さい頃はよくいきましたが、久しぶりの豆まきは沢山の人で賑わっていました。
ここの神社の豆まきは、景品が豪華なので大人気です。
私もゲットした豆の袋の中に福袋がもらえる引換券が入っていました。嬉しい💓💓💓
2019.1.25
鎌倉 荏柄天神社で毎年行われる筆供養へ行ってきました。
書道で一番大切な筆、使った後もきちんと供養してあげたいですね。
今年は鎌倉武士も参上‼ さすが鎌倉💓💓
2019.1.20
寒中神輿錬成大会 江の島
成人を祝うとともに、4基の神輿が海に入り、1年間の無事を祈願します。
毎年来ていますが、成人を祝う人達が神輿の上に乗るのですが、振袖を纏って神輿の拍子をとる女性、カッコイイです‼
数ある江の島の行事の中でも一番のお薦めです(^^♪ 来年是非見に来てください。
2018.12.1
京都 清水寺にて開催された藝展レセプションに出席してきました(^^)/
ちょうど京都は紅葉の見頃で、北野天満宮のもみじ苑は素晴らしかったです♡
レセプションは着物で出席。清水寺の森晴嵐貫主のお話を聞き、舞妓さんの素敵な舞も見せていただきました。
「美し国ぞ」は万葉集からの日本は何て美しい国なんだという言葉を書きました。
作品は2019年4月8日~21日ポーランドのビィラヌフ宮殿併設国立美術館で展示されます。
2018.10.21
今日は一日横浜を満喫しました(^^♪
中華街で変面ショーを楽しみながらお食事。北京へ行ったときには見る事が出来なかったので、一度見てみたかった変面ショーは目を凝らして見ても録画を1コマづつ見ても、どうやってマスクが変わるのかわかりません。中国の国家機密だそうです(笑)
中華街から象の鼻パークまで歩いていると、よさこい祭りの大会が行われていて、しばらく観賞凄い迫力でした。
次のお目当ては赤レンガ倉庫でのワインのテイスティング。60種類以上のワインが用意され、自由に楽しめました。〆はアイスワインと貴腐ワインまで飲ませていただきました。
ほろ酔い気分で大さん橋埠頭から出向する豪華客船セレブリティミレニアムを見送りました💛
2018.10.20
十三夜観月会(前夜)と藤沢市花火大会
今日は教室のある日ですので、ココテラス湘南の屋上から花火を見ることにしました(^^♪
建物の間からでしたが、大きな花火が上がるときれいに見えました。雨が少し降る天気で月は観る事が出来ませんでしたが、充分に楽しめました。
今日の為にランプを手作りしました♥
ジャパンエキスポ パリ 2018 白珠書道教室作品展が無事終了いたしました(^^♪
最終日は着物を着ました。9月は単衣の着物と決まっているのですが、1枚しか持っていない薄紫のお召しに、9月24日が中秋の名月ですので、満月の図柄の帯を合わせてみました。着物は素晴らしい日本の文化ですので、これからも楽しんで着物を着たいとおもいます♪
2018.7/3~7/11
ジャパンエキスポ パリ2018に行ってきました(^^♪
作品販売、ワークショップ、書道パフォーマンスとあっという間の4日間でしたが、とにかく楽しい体験でした。
観光もしっかりしました♪
まずはオルセー美術館、一番行きたかったのはオルセー美術館のレストラン。宮殿の中でランチをいただいているような感じです。美術館のレストランはお値段もお手頃でいながら美味しいお料理ですのでお薦めです。
ルーブル美術館もお目当てだけを見て廻りましたが、やはりモナリザの前だけはロープでさえぎられすごい人だかりでした。スリがいますので注意してください。実際ツアーの人もスリにあってしまいました( ノД`)
夜のバトームッシュ(船)でのパーティーはライトアップされたエッフェル塔やノートルダム寺院を見ながら美味しいお酒と料理をいただきました。
モネの睡蓮の庭で有名なジルベーニ村は、パリ市内からは少し離れていて、ゆったりとした時間が流れていますが、大人気なので観光客の数がすごかったです。
最終日はシャンゼリゼ通りからジョルジュサンク通りで念願の買い物をしてから、ギャラリーラファイエットでお土産探し。
楽しいパリでした(^^♪
2018.4.6
今回の文房四宝の旅は墨です。奈良の古梅園さんで、にぎり墨の体験をしてきました(^^♪
古梅園さんは創業四百年の墨の老舗で、書道の世界では誰でも知る有名店です。
墨の製造工程(植物性油を燃やして煤を集め、膠や香料を混ぜて手で光沢が出るまで練り型に入れて、木灰に埋めて乾燥させた後に、縄で縛って自然乾燥させた後、艶出しの磨きをして、やっと出来上がります)を見学して、墨で真っ黒になった職人さんの手から渡されたまだ柔らかい墨をギュと握ると、指の跡がついた私だけのオリジナル墨の形が出来ました。乾燥させて忘れた頃に届くそうです(笑)
奈良のお土産は、春日神社の鹿のおみくじと鹿の巻き筆。
2018.1.25
鎌倉 荏柄天神社の筆供養へ参加してきました。
学問の神様 菅原道真公を祭り、字の上達を願い、1年間使った筆に感謝を込めて御焚き上げをしました。
2018.1.16
双雲先生から、ふたば書道会ペン字師範をいただきました(^^♪
2017.12.17
横浜赤レンガ倉庫で、ふたばの森展覧会が開催されました。豪華客船飛鳥Ⅱが停泊していたり、クリスマスマーケットで賑わう赤レンガ倉庫での展覧会は2回目ですが、とても素敵な展覧会でした。教室の皆さんと一緒に見学した後に、横浜中華街で忘年会で盛り上がりました(^^♪
その後イルミネーションを楽しむために再び赤レンガへ。寒かったですが、幻想的でロマンチックでした♥♥
2017.11.吉日
生徒さんのお孫様の命名書を書かせていただきました。
名前は両親からの初めての贈り物になります。名前に込める気持ちを想いながら、心を込めて書きました。
掛け軸タイプの命名書はとても格調高く、飾ると大変華やかで素敵です。
2017.11.
空が抜けるような清々しい小春日和の中、山梨県にある大門碑林公園を訪ね、書道展も見てきました。碑林公園は書道を学ぶ人にとっては大変興味深い場所です。また、こちらの大門碑林全国書道展で大賞を取るとその作品が碑に刻まれると知り、是非見てみたいと思いました。さすが大賞だけのことがあり素晴らしい作品でした。
また身延線沿線には碑林公園、なかとみ和紙の里、雨畑硯などがあり書道ゆかりの地です。
西嶋和紙の名前で知られる和紙の里では、様々な和紙を購入することが出来たり、紙すきの体験も出来ます。タペストリーと字漉きの体験をしました。う~ん、思ったようには出来上がりません"(-""-)"
雨畑硯は、中国の端渓硯にも比肩し得るその質感ときめ細かい肌ざわり、墨の磨り味がとてもなめらかで、さらっとして伸びの良い墨汁を得ることが出来ます。硯匠庵さんには硯製作の工程や各地の名硯がたくさん展示してあり、硯・文鎮・美肌石・ストラップなど色々な商品が販売されていました。次回は是非坑道見学や硯作りの体験をしてみたいです。
おまけは、甲斐黄金村湯之奥金山博物館での砂金取り体験。こんな砂金から金の塊にするのは途方もない労力がかかることを実感しました。金山ジオラマの甲州弁がウケました(笑)
身延山久遠寺は日蓮宗の総本山です。本堂へ上る階段は1段30㎝位ある急な階段です。もちろんタクシーで近くまで行きました。枝垂桜が有名で桜の季節には大変込みますが、いつもは観光客より信者の方のほうが多いようです。
文房四宝三昧の楽しい旅でした。
2017.10.22
御所見公民館 公民館祭り
台風襲来と選挙の投票日とが重なりましたが、御所見公民館はたくさんの人で賑わっていました。
私達の「でかい書」は2階のメイン通りに展示してありました。書き上げた時以上に立派な作品として展示してあって、感動しました!(^^)!
書道講座に参加してくださいました皆様、御所見公民館の職員の方々に御礼申し上げます。
2017.10
俳句の会の方からのご依頼で、句集をお書きしました。
想いの詰まった作品を、大切な一冊に仕上げたいと心を込めて書きました。
とても喜んでいただきまして、嬉しい限りです(^^♪
2017.10.9
さいか屋藤沢店での武田双雲先生のトークショー後に、教室の生徒さんと稲村ケ崎・極楽寺アートフェスティバルに参加されている柴田先生の生徒展を見に行きました。
ご自宅から海が見えるという素晴らしいロケーションに、さらに皆さんの個性あふれる作品が展示方法も工夫されて、とても暖かな作品展でした。
お庭でコーヒーとケーキをいただきながら、私たちの次回の作品展へも思いを馳せ、至福の時間を過ごしました。
2017/9/24
御所見公民館 でっかい書 書道講座 4回目終了しました。
参加してくださった皆様の立派な作品が出来上がりました。
横90㎝×縦120㎝の大きな紙に大きな筆で、好きな字を思いっきり書きました。
名前を書いて、手作りの落款印も押して仕上がった作品は、素晴らしいです‼
作品は10/21、22の御所見公民館祭りで展示されます。
一堂に会した作品を見るのを楽しみにしています(^^♪
関内近くの老舗日本料理店。鰻も有名です。
鰻コースを頼むと、板前さんがこれから調理する生きた鰻を見せてくれます。しばらくすると、まだピクピクと動いている心臓が出てきて、日本酒でいただきます(*_*;絶対パワーアップです!続いて、鰻の頭の焼き物。ちょっと骨っぽいです。
お造りが来る前に、エイの皮で山葵を目の前で下ろしてくださり、そのままいただいても美味しい山葵です。
白焼きを塩でいただき、鰻重はご飯を覆いつくすボリュームです。箸がすっと入る柔らかさで、見事な照り具合のタレは濃厚だけどすっきりとした味。
鰻を堪能しました!(^^)!
2017.7.23
鎌倉 材木座 光明寺の観蓮会に教室の生徒さん行ってきました。昨年は不忍池まで足を延ばしましたが、鎌倉でも象鼻杯が楽しめます。
材木座の海水浴場がすぐそばの光明寺は、立派な山門をくぐりると、開放的な本堂から見る三尊五祖の石庭が心を落ち着かせ、回廊からは大聖閣の金色に輝く仏様を拝することができます。
光明寺のお坊さんの楽しいお話と素敵な蓮のお庭を見ながらいただく象鼻杯は、とても有難く美味しくいただきました。
大聖閣では抹茶もいただきました。材木座の海を見ながら、お茶の優美なお話を聞き、世界各国の器でいただく空間には、ゆったりとした鎌倉時間が流れていました。
2017年5/23~28 白珠書道教室作品展をココテラス湘南6階アートスペースで開催いたしました。
今回の作品展のテーマは『筆歌墨舞』、まさに筆が歌うように、墨が舞うように、躍動感ある素晴らしい作品ばかりでした。
私は、「金屏風・風神雷神」と「以呂波」を出品いたしました
琳派ブームで風神雷神図を何度も見ていて、いつか金屏風に書いてみたいとの願いが叶いました。
揮毫した4/29には、書き始める直前に師の武田双雲先生が、教室に来てくださいまして、緊張する中、暖かく見守られながら書きました。
風神は柔らかく暖かいイメージで、雷神は荒々しさを出すために、墨を落としてグルグルと書いてみました。
以呂波はひらがなの字母の漢字で、ひらがなの成り立ちがわかっていただけたらと、書いてみました。
手習いの最初は、「いろは」からですね。
いろは歌は、一説には弘法大師が作ったとも言われていますが、半紙に6文字書いた作品も高野山競書展に出させていただきました。
2016.7.5
不忍池で開催された象鼻杯を体験してきました。
蓮の葉にお酒を注いで、長い茎の先から飲む姿が、象の鼻に似ているので象鼻杯と呼ばれます。
蓮の良い香りがお酒に浸み込み、また飲むというより吸い込み要領なので酔いがまわりやすく、お酒が上撰のお酒と感じられます。
蓮の花はポンと音を立てて咲くと言われていますが、高名な植物学者が寝ずに観察したところ、そのような音は確認されなかったとか、蓮の花の命は4日で、4日目の昼には花びらが散ってしまうはかなさが、人間の過去現在未来の一生を蓮の花に例えられるそうです。
不忍で 甘露飲み干す 象鼻杯
清香や 酒上撰となり 象鼻杯
2016.6.16
今が満開の鎌倉 長谷寺の紫陽花の小路へは土、日曜日にはかなりの待ち時間、整理券が必要とのことです。
そこで平日、早朝に出かけてみましたので、待ち時間無く、ゆっくりと、写真も人が入る事無く、大正解です。
長谷寺の紫陽花の魅力は、階段を登り高低差のある山沿いに様々な種類の紫陽花が植えられていて見上げても見下ろしても紫陽花という、紫陽花に包まれる間隔でしょうか。
さらに途中で見える紫陽花越しの海の光景、たたずむ可愛らしい仏さま、癒されます。
紫陽花の別名 四葩(よひら)・・・花びらが四片 七変化(しちへんげ)・・・花の色が変わる
2016.6.13
鎌倉の八幡宮へ蛍を観に行きませんか
六月十二日から一週間数千頭の蛍が乱舞します
あたりが暗くなる七時半頃お出かけください
蛍というと、見られる場所まで行くのに大変だったり、せっかく行っても蛍の数が少なく残念だったりしますが、鎌倉の鶴岡八幡宮の「ほたる祭り」は、神池に数千頭の蛍が放され、まさに乱舞の素晴らしい光景です。是非ご覧ください。
鎌倉は早くに店仕舞いしてしまいますので、先に食事をすませて、お出かけください。
八時半には八幡宮も閉められてしまいます。
2016.6.12
江の島展望灯台シーキャンドルで、武田双雲先生による「感謝の日」のワークショップ、パフォーマンスが行われました(^^♪
教室の生徒さん達と一緒に、江の島観光をしながら、抽選に並び、見事、双雲先生による「手紙の書き方」ワークショップに参加できました。
先生に手に好きな漢字を書いていただいたり、会場の色々なイベントにも参加して、たくさんの感謝のハガキが展示されている展望灯台からは景色も楽しみました。
そして18時からは、いよいよ感謝パフォーマンスが始まり、楽しいお話、ハープの音色、素晴らしい感謝の字、会場にたくさん用意されたバールーンの幻想的な風景に感動しました。
庭の時計草が咲き始めました(^^♪
パッションフルーツの花ですが、個性的な花の形は本当に時計の文字盤のようで、長針、短針、秒針まであります。
人目を引くような華やかな花では無いのですが、初めてその花を見た時は、その愛らしい形に感動しました。
2016.4.25
「鬱金香」は何の花?から始まって、漢字で書かれた花の名前に、頭をひねりました。「仙人掌」でサボテン、なんとなくイメージ出来ますね。
「向日葵」ヒマワリ、「紫陽花」アジサイも花が思い浮かびます。
「竜胆」でリンドウは、リンドウの根から作られる生薬が、苦味が強く、「まるで竜の胆のようだ」というところから名づけられたそうです。
同じ様に、「躑躅」は、むかし中国で毒性のあるツツジを羊が誤って食べたところ、もがいて蹲(うずくま)ってしまったことから「躑躅」になったそうです。「蒲公英」も漢方薬の名前からです。
「薊」などは会意文字で、艸かんむり+魚の骨のようなトゲがあって刀のように刺す草を表しています。
「海石榴」ツバキ、「杜若」カキツバタは中国からきた名前です。
2016.4.23
辻堂の教室は、朝早くから夜遅くまで開いていますので、アトリエとしても使っています。昨日遊びに来てくださったKさんと「翔」の字をいろいろ書きました。目指す美麗字の「飛翔」 優雅に飛べていますでしょうか?
新しく始まった道がどこまでも続きますようにとの想いを込めて。
2016.4.15
横浜球場横の横浜公園のチューリップが見頃です。様々な種類のチューリップが色鮮やかに咲き競っています。
チューリップにはこんなに種類があるんだと驚き、そのネーミングも素敵です。
チューリップの和名は鬱金香(うこんこう)。チューリップの香りがウコン(鬱金)に似ているとの理由でつけられたそうです。
横浜散策の際には、チューリップをお楽しみください。
2016.4.15
七十二候 虹始見(にじ、はじめてあらわる)
甲骨文字で書いた虹の字。古代中国では、虹は、蛇のような体の前後(どちらが前か後か区別できない)に頭を付けた双頭の龍で、常は天上に住んでおり、時折地上に水を飲みに降りてくるものと考えられていました。
…大雨が上がって地上が水浸しになっているとき、天上から双頭の龍が舞い降りてきて、川や水たまりに二つの頭を突っ込んで水を飲む…そのとき蛇身の龍体は空中で弓なりになって、七色の光を放っている…
虹(にじ)のことを、虹蜺(コウゲイ)とも言います。虹(コウ)は雄で「にじ」の内側の部分、蜺(ゲイ)は雌で「にじ」の外側の部分と言われています。「にじ」は条件が良いと、本当の「にじ」の外側に、配色が逆になった副虹が見えます。雌雄の「にじ」が仲良く現れるのです。
虹の字が実は龍を表している、漢字とは本当に奥深く、ロマンチックですね(^^♪
2016.4.3
今年も神田川の桜が見事です。小滝橋から見る桜は、川面に触れんばかりに枝を伸ばし、咲き誇るその様で見る人を魅了します。花見見物で混み合う事も無い川沿いの遊歩道をゆっくりと歩き、桜を堪能しました。
2016.1.25
急に寒くなりましたが、今日はお天気も良く、湘南江の島のお薦め散歩コースを歩いてみました。
江ノ電江ノ島駅からすぐの藤沢の梅の名所常立寺、紅梅はきれいに咲いていましたが、有名なしだれ梅はもう少し。まだ花はちらほらです。
江ノ電が目の前を走る龍口寺は、日蓮上人の龍ノ口法難で有名ですが、裏山には椿の花も多く、金魚葉椿という葉が金魚のヒレの形の椿が木造の五重塔の近くに咲いています。
龍口寺より少し歩いて江の島へ。江の島神社は3つの神社からなりますが、朱の色艶やかな中津の宮脇には水琴窟があります。通り過ぎてしまいそうですので、ぜひお立ち寄りを。
江の島の灯台シーキャンドルのあるサムエルコッキング苑では冬の最中にチューリップが見られます。河津桜も花が咲き始めました。
シーキャンドルでは「湘南の宝石」と呼ばれるライトアップ・イルミネーションに彩られますが、今日のメインは夕日です。
江の島アイランドスパ本館4階アイランドグリル、靴を預けて、食事や飲み物だけの利用ができます。いつ行ってもゆったりしています。
藤沢産の食材を活用し、あの「みやじ豚」も食べられます。
海に向かって並んだ席で、ゆっくり食事をしながら眺める海と富士山と夕日。至福の時です。
江の島の帰り振り返ると、シーキャンドルのイルミネーションとエノスパの柔らかな彩りが見送ってくれました!(^^)!
2015.11.23
今年の琳派の締めは、京都国立博物館での 『琳派 京(みやこ)を彩る』 で決まりです。
琳派を代表する絵師、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の3人が描いた風神雷神屏風図の展示で話題ですが、会期途中で尾形光琳の風神雷神に代わり、酒井抱一の夏秋草図屏風が展示されていました。
宗達の「風神雷神」は大胆な構図ですが、これを二対の屏風を扇の形でとらえると、要の中心から屏風をはみでて躍動する二神の構図がぴったりとします。
光琳は宗達の「風神雷神」を写す際、一回り大きな屏風に、二神の大きさもそのままに忠実に写しています。そのため光琳図では上部に余白が出来、こじんまりとした印象が否めませんが、光琳の鮮やかさがあります。
抱一は宗達の「風神雷神」を見たことは無く、あくまでも光琳の「風神雷神」をオリジナルとして模写したといわれています。しかしながら模写の模写というより、抱一らしいユーモラスな風神雷神の描かれ方がしています。
抱一は、敬愛する光琳の「風神雷神図」の裏に「夏秋草図」を描きました。風神の裏に風に吹き乱される秋草を、雷神の裏に夕立に打たれる夏草と水の流れを描き、風神雷神の地上世界を呼応させています。
秋の京都、琳派も紅葉も堪能しました。
光悦寺
京都 鷹峯は、徳川家康が本阿弥光悦に与えた土地である。光悦は多くの職人と共に住居を構え、工芸集落を営んだ。
境内には5つの茶席があり、光悦垣と称する特徴ある垣根は、紅葉の風情を更に引き立てています。
鷹峯の山は、花札の”薄”のモデルとなった山です。
源光庵
本堂にある丸い窓と四角い窓は、「そうだ、京都、行こう。」で有名ですが、まずは「迷いの窓」と呼ばれる四角い窓は、人間の生涯を象徴しており、窓越しに庭を眺めながら、これまでの自分の人生を見つめてみましょう。
そして「悟りの窓」と呼ばれる丸い窓は、「禅と円通」の心を表し「大宇宙」を表現していて、この窓と向き合うことで気づきが生まれ、悟りの境地へと導かれるとのことです。
2015.10.1 ”朱雀”を食べてみたくて、小布施へ出かけました。
採れたての新栗を味わうため蒸しただけで、にゅうと押し出した栗の点心”朱雀”は、9月~10月の3週間ほどの期間限定、作ってから30分以内に食してほしいからと小布施堂でしか食べられません。
数に限りがあり、行列が出来る”朱雀”を確実に食べるためにと、小布施堂系列の桝一客殿の”朱雀”付のプランで泊まり、翌日、10時本家へと向かうと、本日の予約は既に終了、”朱雀”付プランにして正解でした。
宿泊客は本家の2階へ案内され、広々とした趣ある広間にて、待望の”朱雀”を食べることが出来ました。
細い蕎麦状たっぷりと盛られた”朱雀”は、和栗200グラムに砂糖もクリームも加えないので、栗本来の甘さだけが味わえ、箸でつまむとほろほろと崩れてしまいます。栗の甘さをじっくりと味わいながら、ぽそぽそとした食感を楽しみ食べ進むと、奥に甘い栗の餡があり、スプーンですくっていただくとその甘さに満足感が満たされます。
2階から見える庭の緑や鳥の声を聞きながら、ゆっくりと食する”朱雀”、堪能しました。
北斎館
小布施の豪農商高井鴻山は恵まれた環境に育ち、京都、江戸へ遊学しました。江戸遊学時代に交流のあった葛飾北斎を小布施へ招き、アトリエを建て自由に絵を描かせました。北斎は岩松院や東町・上町まつり屋台の天井絵や数々の肉筆画を小布施で描きました。
北斎が小布施を初めて訪れたのは、なんと83歳。89歳まで4回来訪している。今のように新幹線であっという間に信濃へ着く訳ではなく、ましてや人生50年のこの時代に80歳を超えた老画家が、はるばる小布施まで旅をするのはどんなに大変なことだったでしょう。そこまでして小布施に来たのは、好きな絵を思い切り描きたいという北斎の気持に、鴻山が充分応えたからでしょう。
鴻山は北斎を師と仰いで尊敬し、北斎もよき理解者であり、経済的な支援をしてくれる、鴻山を旦那様と呼び折り目ある交流が続いたと伝えられています。
小布施 岩松院
本堂の大間天井絵「八方睨み鳳凰図」は、21畳敷きの天井いっぱいに鳳凰が描かれた、葛飾北斎88歳から89歳にかけての作品といわれています。
160年以上たっているが一度も塗り替えは行っていないが、鮮やかな色合いを誇っています。
裏には小さな池がありますが、桜の花見時になると、アズマヒキガエルが集まって産卵をします。メスが産卵するのをオスが手伝うのですが、メスが少ないために、うばい合いとなって合戦となるそうです。
俳人:小林一茶は文化13年(1816)4月20日に岩松院を訪れ、合戦を見て「やせ蛙 まけるな 一茶これにあり」と詠みました。一茶の句碑が池のそばに立っています。
琳派と秋の彩り
豊かな自然に恵まれた日本において、古くから人々は四季折々の美しさを愛でる感性を培ってきました。
琳派の自然描写にはいくつかの特徴が見いだせます。
草花などの風物を繊細かつ多彩な技法で描き出しています。
また、季節に関していえば、秋の情景を魅力的に表現することに長けています。
秋のモチィーフをいろいろ書いてみました。
2015.8.7
山種美術館で速水御舟の「炎舞」を見ました。
仄暗い部屋で僅かな照明があたり浮かび上がる「炎舞」
何度も重ねたような深みのある闇のなかに描かれた炎。燃えているかと見まごうばかりの火炎は渦巻くように天へと上昇する。
それに群がる色鮮やかな蛾。
滞在先の軽井沢で毎晩、庭で薪を燃やし、火に集まってくる蛾の写生を繰り返し描いたそうです。
御舟自身「もう一度描けと言われても、二度とは出せない色」と語っています。
重要文化財に指定される速水御舟の最高傑作です。
2015.7.22
円覚寺夏期講座最終日
朝6時半、山門に並んだかいがあり、風が心地よいイス席で拝聴できました。
1限目の横田南嶺老師のお話は、無門関「離却語言」
老師の染み渡る声で、杜甫の詩に一節、「長(とこなし)えに憶(おも)う、江南三月の裏(うち)、鷓鴣(しゃこ)鳴く処、百花香(かんば)し」を何度も聴くうちに、語りも黙りもせずに何かを発するには、自然に身を置くということなのでしょうか。
2限目は、裏千家 千宗室家元の「一期一会を心得る」
由緒ある家に生まれ、それを継承していく事とはのお話の中で、利休や先人が愛用した道具類を通じて、先人の思いを理解するように勉強している事や、特に初めて蔵の中に入って、利休像のかっと目を見開いた替え首があり、切腹した時の脇差とにお経をあげた話は貴重なお話でした。
一期一会という言葉は、茶の湯だけの言葉ではなく、世の中一般に根をおろしている言葉です。今日ここに集うご縁を得るとは、皆が色々な人生の中で今日という日をそれぞれに生きていく事で得られたものであり、身構えず自分の中にある一期一会を大切にしてください。
3限目は脳学者 養老孟司先生の「自分の壁」
鎌倉に生まれ、解剖学者の先生のお話は、鎌倉のやぐらのお話や、鎌倉の海辺は掘れば大量の人骨が出てくるが、その理由は海は中性だから骨が残ったと興味深いものでした。
脳が使うエネルギーは起きていても寝ていても、たいしてかわらないそうです。朝起きた時の脳のデフォルト状態は、社会脳がデフォルトされているそうです。家族とか人を相手する状態に設定されているのが脳の自然な状態なのです。人が自分のことだけを考える時の設定は、別に設定しなければいけないのです。脳の中の自分に関する領域は空間定位領野であるが、そこに現在の自分がどこに置かれているか意識するところから自分が始まるそうです。
※一期一会を書いてみました。